【プロは見た】ほんとうにあったとんでもない不動産の裏話【3選】

今回は私が不動産営業マン時代に、本当に出会ったとんでもない不動産をご紹介させて頂きたいと思います。

世の中にはとんでもない不動産が山ほど存在します。

なかなかお目に掛かることの出来ないような不動産の数々をご紹介させて頂きたいと思います。

◆タダでも売れないであろう不動産の話

これはまだ私が入社2年目の若手の頃に、競売のチェックをしていた時のお話しです。

愛知県内に存在し、近くの大きな駅から徒歩5分圏内にある有名なシリーズマンションの区分です。

この物件には恐ろしい秘密が隠されていました。

一般的に売買される場合の市場価格は、45,000万円はくだらない程の物件です。

住むのはもちろんのこと、いわゆる投資用としても好条件の部屋でした。

その部屋の価格がなんと10万円!!

誰が聞いても有り得ないと思う金額ですよね。

しかし、そんな有り得ない物件が本当に存在しているのです。

私は、物件の詳細が記載されている間取り図をチェックしてみました。

すると、そこには見たこともない文言が…。

いたるところの窓に鉄板の文字が記されていました。

ふと怪しさを感じた私は、他にも怪しい所がないか目を配らせてみました。

すると、部屋の中には神棚や日本刀など、どう考えても普通ではない部屋の作りや装飾になっていたのです。

ドラマや映画で見るような、いわゆる「そういう方達」の事務所のようでした。

競売は一見すると美味しい物件が多いのですが、やはり難があるからこその価格になっていることを実感しました。

10万円という価格で購入出来れば、相当な利回りになりますが、占有を解除すること自体がまず難しいでしょう。

世の中には、こんな物件もあるのです。

◆収納スペースをくぐるとキッチン!?

こちらの部屋はとんでもない物件でもあり面白さもある物件です。

これもまだ私が新人の頃に、他の不動産会社でご紹介されていた物件になります。

1Kの間取りなのですが、10帖の洋室内にクローゼットがあるのですが、そのクローゼットの奥には、なんと扉があるのです。

その扉を開けると、玄関から入ってすぐのキッチンへと繋がっています。

構造上の問題もあるかとは思いますが、こればかりは住むにも少し気になってしまいますよね。

 

◆足音の聞こえる築10年の空き家

これは私が転勤で兵庫へ行ってすぐの出来事です。

エリアは西よりとだけ言っておきます。

そこは住宅が立ち並ぶ、いわゆる集合住宅街でした。

住宅街の隅にひと際大きな3階建ての一軒家が建っていました。

どこから見ても大豪邸です。

この物件は3年程前から、当社で扱う様になったのですが、不思議と購入の意思を示すお客様がいないことから、お化けでも出るのでは?と噂されている物件でした。

今回私が担当させて頂くようになり、実際にお問い合わせを頂いた熟年夫婦にご案内させて頂いたことで謎が解けました。

まずこういう怪しい物件に関しては、玄関を開ける前から何やら異様な雰囲気を感じます。

第六感というやつでしょうか。

お客様は気にされている様子はありませんでしたので、私はそのままお客様を連れて家の中へと足を踏み入れたのです。

玄関だけで狭いアパートの一部屋ほどはありました。お客様もこの時点ではご満悦です。

全体的に洋風な造りになっており、玄関にはそのまま高そうな壺や絵画が飾られています。

よくテレビに出てくる芸能人の家のようだと言っても過言ではありません。

1階を一通り見終えた後に、2階へと案内している時に事件は起きました。

2階から階段を下りてくるような木のきしむ音が聞こえてきたのです。

明らかにそれはぎしぎしという音で、まさに歩いているような足音でした。

私は紹介する立場の人間ですし、お客様の安全を確保する義務もありますので、もちろん驚いて逃げる訳にもいきません。

とにかく、その音の正体を調べるべく階段のほうへと向かいました。

そこには思いもよらぬ光景が広がっていたのです。

お客様には具体的には伝えることはしませんでしたが、階段の至るところに足跡が付いていました。

なぜ足跡か分かったのかは、足の形で水浸しになっていたからです。

その物件自体、我々の管理下におかれていましたし、もちろん誰も入ることはできません。

階段の上から気配を感じましたが、さすがに上を見上げて確認する勇気は私にはありませんでした。

とにかくお客様も、その足音に恐怖を感じてしまい、もちろんその物件の商談はなかったことになりました。

私はそれで良かったと思いましたし、買うと言ったらさすがに止めていたでしょう。

実はそこの物件は以前テレビでも紹介され、今ではお祓いをした後にどこかの不動産会社に渡り、平然と売りに出されています。

◆まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は実在する、とんでもない不動産についてご紹介させて頂きました。もちろんきちんとした不動産会社であれば、きちんとした対応で、ちゃんとした物件を紹介してくれますのでご安心下さい。

この記事を書いているのはこんなプロです。

年齢    :20代後半
性別    :女性
不動産営業歴:5年(三井と住友に勤めており、営業主任の経験あり)
主な仕事内容:不動産の売買交渉(査定・買い取り含む)、不動産ローン申請関連、不動産の賃貸契約関連を主とした仕事。

ひとこと:不動産は奥が深い…

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