タワマンは子供を殺す!?いますぐ売るべき高層マンションで後悔続出のワケ

首都圏ではタワマンが大人気です。常に多くのエリアでタワマンが建てられ、湾岸エリアにおいてはどこもかしこも建設現場が広がっています。しかし、一方で、タワマンの供給は過剰だという声も多く、中国投資家が投げ売りを始めているという噂もあるほどです。

2018年前期に、予想外の事態真っ只中、タワマンの悪い噂はこれだけではありませんでした。

今回紹介するのは、そんな高層マンションの大きな大きなデメリットについてです。

実際に住んでいるという方に聞いたアンケートから厳選して3つ紹介していきます。

◆タワマンの被害エピソード1≫
流産、うつ病…健康被害

マンションの上層階につれて、流産のリスクが上がるといわれています。

日本人の多くは初耳かもしれません。「え、そんな話、聞いたこともないよ?」と半信半疑でしょう。しかし、欧米では常識レベルの認識です。迷信などではなく、常識としてほとんどの人が知っている事実なのです。

事実、アメリカのワシントンやサンフランシスコ以外ではタワーマンションの建設を制限しています。フランスでも70年代に高層住宅そのものを禁止しています。極めつけのイギリスでは、妊婦はマンションの4階以上に住まないよう法律で規制されています。日本では90年代から一部の学者がタワマンの危険性に関する論文を発表しているにも関わらず、国も不動産会社もこの話題に触れようとせず沈黙が続いている。その結果がご存知の通り、国民はその事実すら知らないのです。

◇タワマン居住者、気圧とわずかな揺れが原因で流産続出!?

イギリスでは妊婦は居住階を制限されているほど規制が厳しいのは驚くべき事実でしょう。

タワマンの建設が禁止されている主な理由は、気圧の問題微妙な揺れによるものだと考えられます。

高層階は地上と比べて気圧が低いです。低気圧による人体への悪影響は、高山病・潜水病・航空性中耳炎などがあります。とはいうものの、普通のマンションの4階以上であっても、高度100m弱の高層マンションの最上階であっても地上と比べてわずかな気圧の変化しかありません。ただし、エレベーターは別なのです。高層ビルのエレベーターに乗ると耳や頭が痛くなったことはないでしょうか。それは気圧の変化によるもので、大人でも急な気圧の変化には支障をきたします。タワマンの高層階に住んでいると、1日に何度も往復することを考えると、妊婦さんにも胎児にも悪影響があるのは想像に容易いでしょう。

次の微妙な揺れというのも注意が必要です。普通のマンションの3,4階ですら、「グラグラ揺れている感覚になる」と感じる人は多いです。それが高層階になると微弱な揺れを常に感じていることになります。船酔いや車酔いは三半規管が狂うことによって引き起こされますが、これが長時間続くことで自律神経失調症などの原因になります。

◇日本でも調査されたが…

上記の2つが流産の原因とは断言されていません。しかし、あらゆる国で「高い所に住む妊婦は原因不明の流産が起きやすい」というデータがあり、何かしらの原因があるとみて良いでしょう。

日本では1994年に神奈川県内の子供を持つ女性1200人を対象に調査が行われました。その結果、流産経験者の割合は一戸建てに住む人が約8%なのに対し、マンションの6~9階が約19%、10階以上が約39%と明らかに階数が上がるにつれて高くなっていきました。

※出典:厚生省心身障害研究報告書(平成5年度)「居住環境の妊婦に及ぼす健康影響について

しかしこの結果に「調査の人数が少なすぎる」「自分や知り合いにはそんな人はいなかった」など反論され、一般層に広がることはありませんでした。その後も階数と居住者の健康状態の関係性を学者が提唱しても、同じような批判で「都市伝説」扱いになっています。

一方欧米ではこの説が発表されたとき、明確な根拠がないまま国が法規制に踏み出しました。日本では20年以上経っても全く動きがありませんね。

この行動の差が今後どういった違いを生むのか…日本のタワマン健康被害は水面下で広がっているのかもしれません。

◆タワマンの被害エピソード2≫
通勤地獄…こんなはずじゃなかった

タワーマンションが建つ最寄りの駅には、住民と周囲の人が一斉に通勤に利用するため通勤ラッシュが凄まじいです。人口が増加している大きな駅だとより一層通勤ラッシュが激しくなります。中にはタワーマンションが建設されても駅の拡張工事などが行われないままのところも多く、周辺の設備が高層マンションの住民の増加に追い付いていない状況です。

混雑は日に日にひどくなっている印象を持つほどの通勤地獄…通勤ラッシュを避けるために始業の30分前に会社に着けるように家を出ると、結局通勤にかかる時間は増していたなんてことも…さらに保育園も絶望的で、会社が近くなるからとローンを組んで購入したものの、後悔しているという人は少なくないといいます。

またマンション内にも問題は潜んでいて、朝はエレベーターが混雑してるために5分以上待つこともザラにあるといいます。やっと来たと思って乗ろうとしても満員で乗れないこともあり、子供が生まれて一緒に家を出て初めて不便さに気づいたという予想外のことが多いようです。タワーマンションは家族の増加などに随時対応しきれていない印象を受けます。

◆タワマンの被害エピソード3≫
タワマン内のいじめ、ヒエラルキー、極度のムラ社会に居心地の悪さを感じる

健康被害が出ればストレスも溜まりやすくなり、マンション内でのいじめは見えないところで深刻化しています。

高層階の住人の集まりに低層階の住人を入れない、仲間外れにする、エントランスですれ違ってもさげすんだ目で見られるというケースは多く報告される「いじめ」の事例だといいます。

毎月のように開催される自治会のイベント、ラウンジやジムなどの共有施設で住人同士が交流する機会も多く、「○○号室の○○さんは転職するらしい」「△△ちゃんにはもう生理がきた」といった噂話はすぐに広がります。マンション内では常に誰かに見られているような感覚に襲われるといいます。「ちょっとコンビニに行くにも身だしなみに気を付けていかなくてはならない、窮屈だと感じる」という住民は少なくありません。

こういったムラ社会内でのいじめは、大人であればまだ我慢は出来るかもしれませんが、子供にも降りかかってくると精神的に受けるダメージは半端ではありません。上の階に住む子と同級生であったりしたら、親が知らない間に嫌なことを言われて傷ついている可能性もあるのです。

団塊ジュニア世代くらいは、家が貧乏だといじめられるケースもあったが、今ではこうした事例はほとんど聞かなくなりました。平成も終わろうとしているこのご時世に、こんな姑息ないじめが行われているなんて、タワマン居住者の小さな集落にはほとほと呆れます。いじめは小さな世界にいると起きると言いますが、まさにその通りかもしれません。

◆まとめ│『ステータス』に踊らされていませんか?

いかがでしたか?

都合の悪いことは隠してしまおうとするのが日本の悪しき習慣です。
不動産会社は、この事実についてどう思っているのでしょうか?多少なり説明はするのでしょうか?自分たちに都合の悪いことは事実であっても説明しませんよね?

そういうことです。

本当に大切なことは何なのか、真実はなんなのか、しっかりと見極めていきましょう。

タワーマンションのイメージが作られすぎていると感じたのは、数年前、タレントの島崎和歌子さんがバラエティー番組で『友達夫婦がタワーマンションの3階に住んでいて、景色も悪いしエレベーターも通っていないから階段で部屋を出入りする。なのに「設備は上の階と一緒だから」と言い訳してる』と話し、笑いが起きたことに関して、ネット上で物議をかもしました。

もちろんタワーマンションの低層階にも居住階はあり、1階に住もうと3階に住もうと問題はないはずです。
不動産会社によって「レインボーブリッジと富士山が一望!」「東京タワーがあなたの部屋を彩る」といったキャッチコピーでPRされていて、あたかもタワマン=高層階をイメージするよう売り出しているのです。裏を返せば「タワマンの低層階に住むのはダサイ」といった宣伝文句を浸透されてしまった売り方をしているからではないかと感じます。そして、それを生み出しているのは不動産会社なのです。この認識や売り出し方を変えなければ一般層のイメージは変わらないでしょう。

もし不動産会社が本当に住む人のことを考えていて、タワーマンションの階層によって態度を変えられるようなことをしたくないのであれば、低層階に住む人を蔑ろにするような宣伝はしないでしょう。しかし、今後も国と不動産会社はタワマンの健康被害を隠し、「タワマン=ステータス」として煽り売り続けるでしょう。

タワマン=成功者でもなければ、タワマン=偉い人でもありません。健康被害というリスクを侵しながらこれからも住み続けるのは何のためなのか、誰も教えてはくれません。自分のことが大切ならば、タワマンのリスクをあなた自身で調べ、気づくしか方法はないのです。

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