不動産の売却前に賃貸するも借り手なし!原因と解決策8つ

不動産を購入したものの、全く借り手がいない!

そういう悩みはいつの時代もありますよね。ついに私もその一人になってしまいました。

売却しようかと思いましたが、その前に賃貸を決意。しか~し、世の中そんなに甘くはありませんでした…

今回、僕が不動産投資で厳しい現実を突きつけられたことを受けて、原因と解消法を模索した結果がここに詰まっています。

今悩んでいる人の少しでも力になれたらと思います。

◆私の物件はこんな感じ

物件  ⇒ 一戸建て
間取り ⇒ 5DK
地域  ⇒ 九州
築年数 ⇒ 30年くらい(多分)
家賃  ⇒ 7万円

他記事 ⇒ 【初めての不動産購入記】古い一戸建てをリフォームして○○万円節約した話

こんな感じです。

リフォームを終えたのが6月末、賃貸に出したのが5月末、3ヵ月ほど経っていることになります。すぐに入ると思っていたので拍子抜けしたのですが、不動産会社曰く「値段を下げなくてもタイミングがあればすぐに見つかると思いますよ」とのことだったのでとりあえず待っている状態です。

原因があるとするとここかなという点を考えてみました。

またその上で改善点を挙げ、早期契約にこぎつけられればと思っている次第であります。

◆入居者が出てこない理由は?解決方法は?【8選】

それでは、原因の究明と改善方法を考えていきたいと思います。

1◇時期が悪かった

まず、賃貸に出す時期が悪かったことはありました。引っ越しのタイミングに出ていると決まりやすいので、1~3月、遅くとも4月あたりや、転勤シーズンを狙った9月~10月頃が人の動きが激しい時期だといわれています。私が出した時期が5月後半くらいだったので、丁度動きが止まっている時期になってしまったのです。これによって、内覧する人も少なく問い合わせもあまりない状態が続きました。

解決策
⇒どちらかの時期を狙った方が良いでしょう。出してどのくらいで決まってほしいかなどもありますが、急いでいるのであれば時期は大切です。しかし、中途半端な時期でもいずれ数ヶ月後にシーズンが来ます。(例えば5月であれば、4ヵ月後に9月、11月であれば2ヵ月後に1月が来ます)タイミングによっては、数ヶ月で問い合わせゼロもあり得る話です。(実際私はそうでした)すぐに入居してほしい場合は問い合わせが多い繁忙期にスタートするなどすると良いと思いますよ。

2◇古い物件だった

これは直しようがないかもしれませんが、ある程度の築年数である物件は借り手が限定されることは多いです。これは仕方がないと諦め、少しでもキレイにする工夫としてリフォームを行いました。(その際の記事はこちら⇒【初めての不動産購入記】古い一戸建てをリフォームして○○万円節約した話)劇的に変わったわけではありませんが、以前より見た目は改善されたと思います。
「古くて広い」か「新しくて狭い」どちらのパターンに分けると、これはいうまでもなく「古くて広い」を重視している人に狙いを絞っていきたいところです。

解決策
⇒リフォームなどをして少しでもキレイにする。違う部分をオススメする。(広い!安い!など)
また、古いからこそ設備などに問題がないか、今一度確認しておくことをオススメします。(上記の物件は古くまた初めての経験だったこともありトラブルが続出しました…借主の方には本当に申し訳ないことをしていまい反省しました。。)

3◇駐車場がなかった

田舎だと駅から遠かったり、日常的に車は必需品になります。そのため、駐車場がないというのは致命的に感じました。不動産会社の方も、駐車場がないことが足を引っ張る可能性はあるとおっしゃっていました。周囲の住人は、目の前の道路に止めている人がほとんどなのですが、必ず別で駐車場を借りなくてはなりません。家賃+駐車場代というと、通常の物件より損している気持ちになってしまうのは仕方がありません。

解決策
近くの格安の駐車場を紹介するという安心材料を作る。断念されるのは、具体的な数字がわからないこと、契約する前に把握していないことが発覚することです。いかに安心材料を揃えられるかが大事なので、ここは改善しておく必要があります。

4◇庭の手入れが面倒

一戸建てで庭付きは、ガーデニングいじりをしない人にとっては邪魔でしかありません。手入れしても1ヶ月で草が生い茂ってしまうので、見た目に悪影響を及ぼしているかもしれません。内覧にきた人にとって、いかに好印象となる家にするかが大事です。

解決策
家も庭も、小まめな手入れをする。それ以外には、除草剤をまいたりすることも方法としてはあります。(あまりオススメはしませんが)

5◇駅から遠い・交通の便が悪い

田舎あるあるですが、駅からは車で15分くらいでした。(なので車は必須なのですが、駐車場がないのです…)
バスはあり、近くにスーパーやドラッグストアが並ぶちょっとしたショッピングモールもあったので、これは助かります。交通の便はどうしても、目をつぶってもらうしかありませんでした。

解決策
⇒バスの時刻表を提示したり、どういった行き方があるか、など生活する上で不便のないよう手助けしてあげられることは惜しまずやりましょう。そこが断念ポイントにならないように努めたいところです。

6◇情報の混雑

物件は一つとして同じものはありません。唯一無二だからこそ、情報が混雑しすぎて混乱してしまいがちです。オススメポイントは全面的に、欠点は控え目にわかりやすく伝えましょう。

解決策
ススメポイントが印象に残るようにする。

例えば私の場合、

・日当たり最高!
・ペット可
・スローライフにオススメ
・収納豊富!

など。他には

・駅まで徒歩〇分!
・家具家電付き!
・駐車場込み
・簡単審査
・内装がキレイ!

など。

欠点を大きく上回るオススメポイントを全面的に推すと良いでしょう。

7◇期限が明確でない

すべてを計画的に行うことが苦手な私は、募集をかける時期や期限を設定していませんでした。リフォームに思った以上に時間がかかったということもありましたし、計画など机上の空論に過ぎなかったのです。切羽詰まってもいなかったので「ここまでに借り手が出てこなけれ値引きするしかない」という期限もありませんでした。これも長期化してしまった原因かもしれません。期限を明確にすると早く決まるかもしれませんが焦ってしまう点は気を付けていただきたいです。

解決策
⇒ここまでには借り手を決定したいという期限の大体の目安は決めておく。不動産会社の人と相談しておく。

8◇家賃・初期費用が高い

これは最後の最後に検討するべき点です。家賃が高い、初期費用こんなに出せないといった注文をする人は、いろんなところにケチをつけてくる可能性も高いため、出来ないことは無理しないようにしてください。いろんな要求を飲みすぎると、トラブルになる可能性もあります。「焦らず、ゆっくり。」「果報は寝て待て」を心がけてください。

解決策
⇒どうしても借り手がいなかったら、下げる。これは最終手段

◆さいごに

まだ借り手はいない状態です。

しかし、希望を捨てず不動産屋さんの「値段を下げなくてもすぐ見つかりますよ」という言葉を信じ気長に待ちたいと思います。

借り手が見つかりましたら、また追記しますね。

上記のことを見直しながらやっていきたいと思います。また、本当の原因がまた見つかった場合も追記します。

最後までご覧いただきありがとうございました(*’▽’)♪

【8/4追記】

ついに入居者が決まりました!!

入居は8月末からで、家賃65000円と交渉されたので承諾し決定しました。

ペットを飼っている方なので、広くて安いところが良かったのでしょう。

ともあれ、決まって良かったです。5月末に募集をかけたので、約2ヵ月で決まりました。不動産会社の人によると、多くの人が2~3ヵ月で決まるらしいです。

庭は草ぼうぼうだったみたい…(近くに親戚が住んでいるので、手入れをして貰いました!)夏なので庭の手入れは必須ですよね。草ぼうぼうだと印象が悪くなってしまうので不安でしたが、割とすんなり決まって一安心しました。

【9/29追記】

不慣れな不動産所有に加え築古の物件だったため、トラブルが続出しました。借主の方には多大なるご迷惑をおかけし反省しました。不動産会社の方によると「築古の物件は仕方がない。使っている内に問題が多く出てきてしまうものですよ。」と言ってくださいましたが、予想外のトラブルで借主の方も困惑されたことでしょう…ただただ反省です。しかし、その物件に住んではいなかったので募集前に気付くことは不可能だったかもしれません。

主なトラブルは下記のようになっています。

・TVアンテナ
・電気・伝統配線

です。

これから築古物件の賃貸を始めようとしている方は、ぜひ参考にしてみてください。

築古はオススメポイントを作ることと、現状の確認を行っておくこと、また、入居される方には出来る限りご迷惑にならないようにすることを心がけてください。あとは、事前準備を念入りにした上でのトラブルは仕方がないと割り切るしかありませんね。自分の大切な物件、思い入れのある住まいを貸す際は、出来る限り手を尽くしましょう!

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