不動産の売買契約が済んでからの流れ・やっておくべきこと5選

無事買主を見つけることが出来、契約が順調に進んでいっている状態だとすると、その間に売主はやっておかなくてはならないことがいくつかあります。
今回は、「売買契約⇒決済」の間に売主がやっておくべきことをまとめてみました。

◆売買契約後の流れ

まず、契約が決まったら引き渡しまでどのような順番で進行していくのか、大体の流れを知っておきましょう。

売買契約

決済

引っ越し

引き渡し

大体このようになっています。
この売買契約から決済の間にいろいろやることが詰まっているわけです。
契約の大詰めの部分なので、気を抜かず事前準備を立ててやっていきましょう。

◆双方とも住宅ローンの確認を

・買主:住宅ローンの申し込み状況
・売主:住宅ローンに残債務があれば、決済日が決まり次第の連絡が必要

家を購入する人の多くは住宅ローンを組む方が多いです。そこで、まずしなくてはいけないことがあります。
売買契約が終わったら、まず買主に住宅ローンはどうなっているか確認しましょう。
契約が決まった途端にお金の話というのは非常にしにくいことなのはわかりますが、しっかりしておかなくてはならないところです。
住宅ローンの審査には通っているのか、これからするのか、審査中なのかなどの状況を把握する必要があります。
お金を用意することが出来る目途を知っておかなければ、他の方面へのアクションが出来ないからです。
買主の住宅ローンとともに売主自身の住宅ローンも確認しておきましょう。
住宅ローンがまだ残っている場合、契約が済んだら金融機関に連絡しなくてはなりません。

◆決済日が決まったらやることがたくさん!

なにはともあれ決済日が決まったら、やることがたくさんあります。
先ほど触れた「住宅ローンの残債務があれば業者に連絡する」がまず一つ目。住宅ローンが残っていたら、一括で返済しなければなりません。決済日が決まらないと出来ないという点にも注意してください。というのも、決済日が決定しなければ、その日までの利息を計算できないためです。住宅ローンの利息は決済するその日まできっちり利息を請求されます。その利用計画表を作成しなければなりません。そして必要書類なども用意しなければならないので、ある程度の時間が必要です。住宅ローン機関に連絡をすぐに済ませましょう。

そして次に、売却した物件がマンションだった場合、「マンションの管理組合を抜ける」という作業が加わります。
マンションを購入した際にマンションの管理組合員となったでしょう。売却の際はそこから抜けなくてはなりません。その連絡を前もってしておきましょう。その上で管理組合の脱退の手続きを取りましょう。

そして最後は、「引っ越しの手続き」です。売買契約から決済日は大体で見積もると1ヵ月程度です。その間に引っ越し業者も決めておかなくてはなりません。しかし、注意点として「引っ越しをする時期」が挙げられます。引っ越し業界の繁忙期は3~4月、そして8~9月です。その時期は新学期や中途採用などで生活が変わりやすい時期なので、引っ越し業界も忙しい繁忙期と呼ばれる時期です。逆に暇な時期(つまり閑散期)は1月、6月、11月、12月と言われています。
引っ越しの準備や予約はその時期にしておくとより良いと思います。決済日が決まったのに引っ越し出来ないといった状況は避けましょう。

◆決済日に持っていくもの(用意しておくもの)

・お金(不動産仲介料+振込手数料・司法書士の報酬・固定資産税+管理費などの日割り)※
・権利証
・鍵
・実印・印鑑証明書
・その他の必要書類

お金は、現金で持っていくというよりも当日に買主から受け取る残金があるので特別用意する必要はないから思われます。
また、その他の書類は固定資産税の徴収票や管理組合の証明書など、不動産の方や司法書士の方に言われたものを持っていく形になるでしょう。
固定資産税と管理費、修繕費などは売主と買主が日割りして支払うことになりますので、金額を確認しておきましょう。
また、家具付にする場合は取り扱い説明書、周辺の町内会の情報・スケジュール、ゴミ出しの日や分別についてがわかる説明書なども用意しておきましょう。

◆買主への気遣いも忘れずに

契約⇒決済⇒引き渡しが終わったらやっと長かった「不動産売買」が終了します。そしてその前にもう一仕事やっておきましょう。
それは買主への気遣いです。不動産売買は売ってあげている気持ちになってしまうかもしれませんが、買主がいなければ成立しません。買っていただいて売ることが出来たという気持ちを忘れないようにしましょう。

家の中にもの一つない空間を味わったことがあるでしょうか。引っ越したばかりの時はその何もない空間は見慣れているかもしれませんが、物一つない空間はとても寂しい気持ちになりますよね。
その際、買主に対してほんの気遣いで手紙とお花などを用意しておいてあげるとさらに良いと思います。
それを添えるだけで一気に気持ちがあたたまります。簡単なことですが出来ない人が多いのも事実。その気遣いが嬉しいですよね。
「ここを買ってよかった」という気持ちになってほしいですよね。また、今後のトラブル防止にもなります。最後はそういった気遣いをしましょう。

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