1年以上売れない不動産を「売れる家」にする方法

あなたの家は当てはまっていませんか?

世の中にはどれだけがんばっても「売れない家」があります。

今回紹介するのは、1年以上売れなかった物件の売れなかった原因を突き止め、「売れる家」に変身させる方法です。

売れない家の特徴を掴んでおきましょう。当てはまってしまったら要注意です。

◆売れない家とは?

売れない原因はとてもたくさんあります。

主な要因になっているのは、こちら(⇒売れないから買うのもNG「損な家」の特徴)でも紹介した下記の10選です。

1.築の古い木造建築
2.土地の形が歪(いびつ)
3.接している道路が短い
4.道路と家の土地に傾斜がかかっている
5.面している唯一の道路が私道
6.ヤンキーのたまり場が近くにある
7.駅が極端に遠く、バスに乗らなければならない
8.経済が発展していない
9.電話線の場所や数
10.建売物件

特に重要視するのが

①築の古さ
②交通の便
③(マンションの場合)総戸数が少ない

これらは当てはまれば当てはまるほど危険度がアップします。

家が売れないのは、物件に問題があるか、不動産会社に原因があるか、宣伝方法に問題があるか、時期の問題か、様々な原因が関係しています。

まずは原因の究明を行いましょう。

次から、流れを確認していきます。

◆家が売れない原因を分析

上記の「売れない家の特徴」に当てはまっていたり、他の原因を探っていきます。

一般的に、家やマンションの売却は3ヵ月~6ヵ月ほどだといわれています。つまり、それを基準に考えて6ヵ月を過ぎると「売れにくい家」となります。半年以上売れない状態が続いたとすると、売れない原因を突き止め対策をしなくてはなりません。

◇「不動産会社」が原因の場合

目安は契約後3ヵ月です。家を売却するときに不動産会社と結んだ媒介契約は、3つの種類があります。専属専任媒介契約、専任媒介契約、一発媒介契約です。それぞれ3ヵ月を契約期間としているケースが多く、3ヵ月で売れなかったら媒介契約を結んでいる不動産会社を思い切って変更してみるのも手です。

◇「価格」が原因の場合

価格の設定は適切に行われているかを考えてみましょう。市場相場と売り出し価格が大きく違う場合も、売れにくくなります。また、市場価格は景気や世の中の動きによって変動しやすいので難しいところがあります。注意点としては、価格は一度下げてしまったら上げることが出来ないので、簡単に下げることはしないでくださいね。様子をみて、価格を下げるベストなタイミングを見つけましょう。

◇「物件」が原因の場合

上記に当てはまる物件も要注意です。

すぐに変えられることは限られているので、せめて内覧にきた購入希望者からみて良い印象になる家を目指しましょう。

主なチェックポイントは、

・水回り
・玄関
・におい
・リビング
・収納
・窓
・ベランダ

です。家をより良い状態にすることで、購入希望者の中で印象が良くなります。見直す際は、自分がお客様として家に来たことをイメージしてチェックしていきましょう。特に、家のにおいは気が付かない人も多いと思うので注意が必要です。どの家庭にもそれぞれ独特のにおいがあります。空気の入れ替えはマストです。

「内覧での注意点」⇒なんで?家が売れない!「そんなときは○○を見直せ!」

◇「宣伝」が原因の場合

売り出し中の物件にも関わらず、仲介業者がしっかり宣伝を行なっていなかったり、ネットや情報誌、チラシなどを利用して宣伝が出来ていないと、多くの人の目に触れておらず絶対数が足りない可能性が高いです。広告をしっかりしてくれるよう相談してみましょう。

こちらでも紹介しています。すぐにでも売るべき不動産/売れにくい不動産の特徴、そして対策とは?

◆売れない家を売るために出来ること

大きく分けて原因となりそうなものは、

・不動産会社
・価格
・物件
・宣伝

という説が浮上しました。

これによって、それぞれの対策が見えてきましたね。すぐに出来ることから、大かがりなことまでありますが、全体的に出来ることをおさらいしておきましょう。

・不動産会社の見直し
・売り出し価格の再検討
・クリーニングやリフォームをする
・不用品を処分し家をスッキリさせる

これらが主に出来ることでしょう。

ぜひ参考にしてみてください。

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