家を売却する人は「ペットの預かり」に注意!

年末年始やゴールデンウイーク、お盆、シルバーウィークなどの大型連休は外に出かけたり、思い切って旅行の計画を立てるなんて方も多いのではないでしょうか。

反対に、どこも混んでいるからと家でゆっくりしたり、近場で済ませるという方もいるでしょう。私はどちらかというと後者で、大型連休は高くて混むので旅行には向かないという認識を長年持っていました。

そんな事情を知ってか知らずか、友人からペットを預かってほしいとお願いされることもありました。その際に、時期が重なってバッドタイミングとなってしまった私の経験談を参考にしていただきたく、筆を取りました。人のペットを預かるときの注意点なども参考にしていただければ幸いです。

◆ペットを預かるときの注意点

先に人からペットを預かるときの注意点から紹介します。

・人の家でしっかり適切な場所に排泄が出来るか
・しつけが出来ているか
・散歩の有無
・飼い主が常識的な人か
・飼い主との信頼関係
・ペットが来ることによって弊害となりうることはあるか

細かく見ていきましょう。

・人の家でしっかり適切な場所に排泄が出来るか

まず、これは必須です。小型犬であればペットシート、大型犬は散歩などで用を足すのが一般的だと思いますが、例えば大型犬であれば散歩以外にも家でしてしまう、小型犬であればペットシートにせず、どこでも構わず用を足してしまうといったしつけの部分です。

自分の家では出来ていた場合でも、人の家にくると委縮してしまってしっかり出来なかったり、中にはわざと違う場所で用を足す犬もいるらしいです。人の家で「イイ子」が出来るかどうか確認しておくと良いかもしれません。

・しつけが出来ているか

お手やお座りが出来ない犬も中にはいます。そういったところから「しつけ」が出来ているかも大切です。また、名前を呼んだらしっかりくる、ダメ!といわれたことはやらない、反省するなどシチュエーションを想定してみると「しつけ」の部分が見えてくると思います。

・散歩の有無

小型犬などの室内犬であれば、散歩はしなくて良いという方もいますし、大型犬であれば散歩は必須になるでしょう。そういったことも踏まえて、「負担」がどの程度かしっかり見極めておきましょう。

・飼い主が常識的な人か

次は飼い主の人柄です。普段接する上で非常識な部分は見えにくいですが、対応などもみておいてください。一方的な「お願い」だけか、「今度何か奢るね」などの気遣いがあるかもポイントとなります。

・飼い主との信頼関係

全く信用していない人ではないにしても、ふとしたところで引っかかることはないかなどもう一度考えてみてください。そして、これがきっかけで信頼関係が崩れてしまいそうだったらやめておいた方が良いかもしれません。今の付き合い方がベストの場合もあるからです。一度信頼関係が崩れてしまうと、お互いに元に戻ることは難しいのです。

・ペットが来ることによって弊害となりうることはあるか

最後に、これが最も大事かもしれません。今回のことでそう気づかされました。預かることによって、自分の自由が奪われてしまったら意味がありません。また、しつけがなっていないために物を破壊されてしまったら強い憤りを感じてしまいますよね。「預からなければよかった」と思っても預かってしまったら後の祭りです。

私の場合、これに最も苦しめられました。

そして、私が経験した今回のケースは、上記のすべてを確認せずに預かってしまったがために起こってしまいました。なんと、すべてに当てはまっていたのです。完全な確認不足でした。

次で詳細を紹介します。

◆家の売却を控えていた

友人からペットを預かる前、家の売却を検討していました。少し後だったので、「支障もないだろう」と思い承諾しました。期間は3週間。少し「長いな」と思いましたが、他に頼める人もいなさそうに感じたのでしぶしぶ承諾。しかし、今思うとこれが間違いだったのかもしれません。

預かった犬は2匹でした。小型犬で人懐っこくそれほど心配はないかに思えましたが、排せつがしっかり出来ない子たちだったのです。私は小型犬を飼ったことがなかったので、そんなもんなのかと思いましたが、人に話して驚かれました。すべて事情を話すと「その人非常識だね」といわれてしまいました。私も常識がなかったのかもしれませんが、本来「ペットを預かる」ということがどういったことか聞いた話とは全く違っていました。

そして、一番ダメージだったのが、売却する前の家を傷つけたり汚してしまったことでした。寝ている間に柱を引っ掻いてボロボロにしてしまったり、オシッコをいろんなところでしてしまうなど、家の被害が目立ちました。(幸いなことに噛み癖はありませんでした)

結果的に、それが家の査定を大きく下げてしまう原因になってしまいました‥‥
飼い主にはその話はしていません。こちらから金銭的な要求をするのは気が引けますし、関係が崩れるだけですから。内心ガッカリでした。「なんで預かってしまったんだろう」って。そして、柱をボロボロにしても向こうからは何も言ってこないのですから、きっと非常識側の人だったのでしょう。それにもガッカリでした。「友人のペットを預かる」というだけで、失ったものが多くあったように思います。得るものは全くありませんでしたからね…

もしくは、ペットを飼っている人は下記の点に注意してください。
(⇒不動産売却の際、ペットがいる家庭は注意が必要!

1.傷や臭い、配管のつまりに注意

2.内覧中はなるべくペットは内覧者の目の触れない場所へ

3.入念な掃除をして場合によってはクリーニングとリフォームを検討

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◆さいごに

以上、これが私の経験談です。大型連休中はそういった機会がある人もいるかもしれませんが、気軽に預かりすぎないように注意していただきたいと思います。少なくとも、上記の項目の確認は行ってほしいものです。

これを通して私は、怒りを通り越して悲しみを感じてしまいました。「やるせない気持ち」とでもいいますか、どこにも向けられない、そしていつまでも解消されないモヤモヤした気持ちです。ペットの飼い主は悪くないでしょうし、責めるつもりもありませんが、こちらの事情を説明しておけばよかったという後悔が残りました。今後の人間関係にも影響してしまい兼ねません。

持ち家の方も賃貸の方も、売るとき・退去するときにマイナスになってしまうのは預かったほうです。総合的にみて、どんなリスクがあるかも視野に入れておいてください。

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