訪問査定と机上査定の違いは?どちらが良い?

査定する際にどのように行うかを簡単に分けたものが「訪問査定」と「机上査定(簡易訪問)」になります。
それぞれに良い点・悪い点がありますので、用途に合わせた査定方法の選択をオススメします。

◆机上査定(簡易査定)とは

机上査定とは、読んで字のごとく「机の上で簡単に査定する」だけの査定方法です。実際に仲介業者が物件を見て査定するわけではなく、土地や建物などのスペックのみで査定するので、誤差が出やすい査定方法ではあります。
しかし、簡単に大体の相場を出すことが出来るので、面倒なことは何一つありません。
担当者と顔を合わせることも、周囲の人に売却検討を知られることもなく、査定時間も30分~1時間とスピーディーなので簡単に行うことが出来ます。
メールだけでやり取りができ掃除などもせず気軽にできるのは断然こちらですね。
売却を検討し始めたらまずやってみるという方が多いです。自分の不動産の相場をなんとなく知っておくのは大切ですよね。

ただし正確な査定金額を知りたいのであれば、訪問査定をされることをオススメします。
訪問査定は次の項目で説明しますが、物件を実際にみるのでより正確な不動産の価値を知ることができます。

《査定基準》

・土地の相場
・周辺の取引情報
・市場の動向

《まとめ》

机上査定がオススメなのは、検討したての頃や大体の相場が知りたいとき、不動産の対応が知りたいときなどに検討するのが良い。
売却時に正確な査定額が知りたい場合は訪問査定を受けることをオススメします。

◆訪問査定とは

訪問査定とは、実際に仲介業者が物件を見て査定する方法です。
下記のようなところを重点的にチェックし、査定額を提示してくれます。

《査定基準》
物件 ・建物、室内の汚れ具合、傷み具合
・日当たりや風通し、眺望
・水回り周辺の状態
・電気線やケーブルなどの設備環境
・収納などの使い勝手
・リフォーム工事の必要性
周辺環境 ・騒音状況や雰囲気、治安の良さ
・駅からの距離や交通の利便性
・コンビニ、スーパー、ドラッグストアなどの有無、利便性
・公園の有無
現地の状況 ・道路状況など
・駐車スペースの状況
・上下水道の状況、都市ガス地域かどうか

《まとめ》

より詳しく正確なのが訪問査定です。
様々な観点、すみずみまで調べて査定額を出します。実際に物件の周辺もみるだけでなく役所での調査を行い権利問題や法律問題がないかを調べます。
そのため、訪問査定自体に数日はかかります

流れとしては、机上査定⇒訪問査定を行うのが一般的です。

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