稼げない家は「いますぐ売る」が正解である本当の理由

稼げない家を持っている人は、今後の人生において各場面で損してしまうかもしれません。

売るに売れなくなった家を所有しているのであれば、答えは「いますぐ売る」です。

と、その前に本当にもう稼ぐ方法は残っていないのか?家の活用方法やいらなくなった土地の処分方法などを見ながら、本当にいますぐ売ったほうが良いのかを判断してみてください。

◆一般的にいわれている「土地を使って稼ぐ方法」【4選】

まずは一般的にいわれている「土地活用方法」を紹介します。

これらをやってみたけど全く稼げない!!という方のみ、読み進めていってくださいね。

① 人に貸す

王道なのは人に貸して家賃を得る方法です。初期費用はかかってしまいますが、リフォームして貸したり更地にしてアパートを建設するといった選択肢もあります。ターゲットに合った入居者がいれば、長期的な収益を見込めるでしょう。

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また、状況によっては空き家を上手に人に貸して収益を出す方法もあります。海外赴任で特定の期間家を空ける場合などは「定期借家契約」にして貸すと便利ですよ。海外赴任等が終わる時期を契約満了時に設定し、帰国後家を空けてもらえる契約なので双方にメリットがあります。

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あとは最近人気のシェアハウスにしても、民泊施設にして貸し出すといった方法もあります。法整備が追い付いておらず、マンションの管理規約によっては民泊が禁止の場合もありますので、トラブルにならないように進める必要があります。自分の持ち家を民泊にするので、初期投資費用をかけずに活用できるオススメの方法ではあります。

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② コインパーキング

家が建っている場合は一度更地にする必要がありますが、駐車場としての活用は投資案件としては非常に一般的です。駐車場として利用がある程度見込める場所であれば、1~2年で初期費用はペイできます。

注意していただきたいのは、空き家ではなく更地扱いになると固定資産税が約6倍に跳ね上がり、収益を圧迫する可能性があることです。

これと同様に、トランクルームコインロッカーなども場所によっては重宝されます。トランクルームは最近伸びをみせてきて業者も求めている案件です。今後も需要の高まりが期待されます。

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③ ソーラーパネルの設置

上記①②は主に都市部の不動産や土地を例にしています。一方、都市部以外の田舎の土地ではどうでしょうか。例えば田舎で所有していて相続した田畑などです。割と手軽で初期費用もそれほどかかる方法として、一昔前に流行った「ソーラーパネルの設置」もあります。ソーラーパネルを設置してしまえば、溜めた電気を自分で使うもよし、売るもよしで流行りました。最近は下火になってきていますが、強味を作るという点では手軽な方法かもしれません。

④ 倉庫として貸す

場所によっては、倉庫として重宝する土地も家もあります。そういった場合は、大手の不動産会社よりも地元の不動産会社に相談してみたほうが早いです。倉庫としての需要があるかなどをリサーチしておくと、活用の手段が一つ増えます。


まずは簡単に4つの稼ぐ方法を紹介しました。

このように、不動産を所有していることで継続的な収益を見込める方法はいくつもあります。

私は、稼げる家を放置するのが一番キライです。これらの方法を試してみたが稼げなかった、自分の家に向いている方法ではない、といった場合のみ、「売る」ということを考えてみると良いと思います。

稼げない不動産をただ所有しているだけでは、収益にならないだけでなくリスクも多いのです。固定資産税を払い続けなければならなかったり、空き家に不審者が勝手に住みついて治安を悪くしてしまったり、火事を起こす危険なども潜んでいるのです。みんなが思っている以上に「空き家を放置する」というのはリスクが伴っているということを知っておくべきでしょう。

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◆稼げない家はいますぐ売れ!!

上記をみていただくとわかると思いますが、「稼げない不動産」はリスクがかなり大きいのです。

そのため、稼ぐ方法を見いだせていないのであれば、すぐに売ってしまうのが一番の正解かもしれません。
投資業界でいう「損切」です。

持っていても意味のない不動産は、一括査定サイトで高く売りましょう。

◇すぐに売ったほうが良い2つの理由

① 空き家の危険

上記で説明したように、空き家には様々な危険が伴います。

もちろん、持ち家に住んでいる場合は空き家にはならないので該当はしませんが、空き家になる可能性が出た時点でリスクは考えておきましょう。

② 売れなくなる危険

これから空き家や不動産が余る時代になるといわれています。

また、不動産バブルがはじけるとも言われているので、「売りたい!」と思ったときに高値で売れるかはわかりません。売れない時代がくれば、上記で紹介したような不動産を使って稼ぐ方法を検討するしかありません。

都市部とそれ以外によっても変わるため、市場の様子を見ながら売却のタイミングを失わないようにしたほうが良いでしょう。

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このように、「売ったほうが良い場合」と「活用したほうが良い場合」があります。

不動産を賢く活用して、くるかもしれない危機に備えましょう!

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